富士スピードウェイ、「50周年イヤー」記念企画の展開概要を発表

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往年の名選手や現役第一線の選手たちもステージに。
  • 往年の名選手や現役第一線の選手たちもステージに。
  • FSW50周年の記念ロゴ。
  • FSWの原口社長。
  • 富士山をバックに、今年も激戦が繰り広げられる。
  • この日は往年の名車も多数展示された。
  • この3月でFSWは50周年。
  • 今年も富士ではSUPER GTなどのビッグレースが開催される。
  • レクサス勢にとって富士はホームコースとなる舞台だ。

5日、富士スピードウェイが「50周年イヤー」記念企画展開についての発表会を行なった。50周年ロゴマークの各ツールへの展開をはじめ、記念ブースの場内設置や記念商品販売、主要レースにおける「50周年特別賞」贈呈などが実施されていく。

この日、静岡県小山町の富士スピードウェイ(FSW)現地での発表会は、往年の名選手や近隣地域の住民の方々を含めたゲストを招いての謝恩パーティーと併行のかたちで実施された。1966年の3月にFSWで最初とされる4輪レースが実施されてからちょうど50年の節目のタイミング。FSWではこの先の一年間を「50周年イヤー」と位置づけ、観客や地域への感謝を込めた記念企画を展開していく。

様々な動きが展開されるが、まず場内のレストラン「ORIZURU」には4月上旬より「50周年記念展示ブース」が設置され、歴代のレーシングカーやトロフィー、大会プログラム等が公開される。50周年記念商品の目玉は、1/43モデルの歴代レーシングガー販売だろう。「第3回(1966年)日本グランプリセット」「グラチャンファイナルセット」などがラインアップされる。また、往年の「FISCO」マークの復刻Tシャツ等も販売予定。

50周年にちなみ、主要レース来場者から抽選で50名に次の主要レースのパドックパスをプレゼントする企画も用意される。これは下記の5レースを「リレーする」かたちで、“次戦”のパドックパスが抽選で与えられるもの。チャンスは4回で、たとえば9月のスーパー耐久第4戦来場者には10月のWEC第7戦のパドックパス獲得のチャンスがある、という仕組みだ。

■2016年 富士スピードウェイ主要レース開催日程
 5月3~4日 SUPER GTシリーズ第2戦
 7月16~17日 スーパーフォーミュラ第3戦
 8月6~7日 SUPER GTシリーズ第5戦
 9月3~4日 スーパー耐久シリーズ第4戦
 10月14~16日 世界耐久選手権(WEC)第7戦
(この5レースが観戦できる「ワールドチェカパス2016」等もFSWのオンラインサイトにて期間限定で発売中)

なお、SUPER GT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久の計4回の今季富士大会を「50周年記念大会」とし、優勝者には「特別賞」を授与する。

その他にもFSWの歴史を振り返る記念冊子(全5巻)の無料配布や記念誌の刊行等があり、また2017年の3月12日には「富士スピードウェイ50周年記念感謝祭 Fuji Wonderland Fes!」が50周年イヤーの締めくくりとして開催されることも発表された。

FSWの原口英二郎社長は、「これからも『耐久レースの富士』という点を訴求しながら、クルマを自由に操って楽しんでいただける場所として、憧れの場所でありつつも気軽に来場していただけるサーキットに」と今後への展望と抱負を語っている。

今季もFSWでは上記ビッグレースをはじめ、多くのレースやイベントが開催される。

《遠藤俊幸》

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