【SUPER GT】GT300新登場のM6 GT3は「シャープでソリッドな乗り味」…BMW Team Studieの荒聖治

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BMW Team Studieの今季マシン「M6 GT3」
  • BMW Team Studieの今季マシン「M6 GT3」
  • 後列右端にBMWジャパンのクロンシュナーブル社長。前列右から鈴木チーム代表、荒、ミューラー。
  • 左側にはエンジニアたち、チームスタッフが並ぶ。
  • 今季も豪華なスポンサー陣がチームを支える。車番は昨季同様の「7」。
  • SABONが新たにダブルメインスポンサーに。
  • BMWの市販モデルの数々も会場には展示された。
  • ドライバーはミューラーと荒。
  • 体制発表会もプレミアムな雰囲気で実施された。
3日に今季の体制発表会を実施した、SUPER GTシリーズGT300クラス参戦の「BMW Team Studie」。ドライバーの荒聖治はニューマシン「M6 GT3」のシェイクダウンでの感触について「シャープでソリッドな乗り味」との旨を語り、好印象を強調した。

すでに富士スピードウェイでのシェイクダウンを終えているStudieのM6 GT3。ル・マン24時間レース総合優勝等の実績を誇る荒は、ニューマシンを前に「このカッコいいM6 GT3をドライブして戦えるのは最高の気分。今年こそ(ヨルグ・ミューラーとのコンビでの)初勝利を、早くチームにプレゼントしたいと思います。今年も全力でいきます」と力強くコメントした。

シェイクダウンでの感触からは「大柄にも見えるボディですけど、そこからは想像できないくらいにシャープでソリッドな乗り味です。まさにBMWの哲学でつくられたマシンだと思いますね。重量物が中央に集められていて、とてもバランスがいい。マシンとの一体感が最初からありましたし、クルマ好きの観点からもワクワクするハンドリングです」と、荒は好印象を語っている。そしてコース相性的には「(中高速コーナーが多い)鈴鹿が特にいいと思います」との旨も。

今季はARTA(オートバックスレーシングチームアグリ)もBMW M6 GT3を使用してGT300クラスを戦う。Studieの鈴木康昭チーム代表は「お互いのタイヤのパフォーマンス(Studieはヨコハマ、ARTAはブリヂストン)がどうか、という部分は当然出てくると思いますが、パーツ情報のやり取り等については良好な関係でやらせてもらっています。ウチはずっとBMWでやってきていますから、もちろん負けるわけにはいきませんが、今年、自分たち以外では一番応援したチームですね」と、コース上での共闘こそないものの、「ともに上位にいければ」と強豪同士の切磋琢磨による相乗効果を期待している。

マシンに関しては「シェイクダウンで荒選手から『よく曲がる』との好印象も出ています」と笑顔で話す鈴木代表。期待に胸ふくらむシーズンインとなりそうだ。

なお、BMWが参戦しているDTMがGT500クラスとの車体面での共同歩調を取って以降、鈴木代表は折に触れて将来のGT500クラス挑戦の意欲を示し続けていたが、昨今のDTM側の諸事情の変化等により、当面はStudieとしてのGT500参戦(16~17年をM6 GT3で戦って18年にGT500という青写真)が考えにくい状況となっていることを語った。

とはいえ、GT300クラスも今や世界選手権的な盛り上がりとなっており、特に今年はドイツ車、イタリア車の新車攻勢年でもある。なにはともあれGT300に集中、というところで「他メーカーの新車に比べると後発ですし、あとはBOP(バランス・オブ・パフォーマンス=いわゆる性能調整)がどうなるか。いい条件で戦いたいですね」と、鈴木代表は新季に向けて闘志を見せる。

チームにはテディベアの老舗ブランド「Steiff」(シュタイフ)に加え、新たに女性に大人気というボディケアコスメブランドの「SABON」(サボン)がダブルメインスポンサーとなるなど、体制は充実一途。「SABONさんの登場で、また新しい風がSUPER GTに吹くと思います」(鈴木代表)。また、この日の発表会に出席したBMW Japanのペーター・クロンシュナーブル社長が、ゴールデンウイークのSUPER GT第2戦富士で市販車のジャパンプレミアを行なう予定を話すなど、同社はチームそのものの支援だけでなく、SUPER GTを多面的にさらに重視していく意向を表明している。

BMW100周年とされる年に、いろいろな意味でGT300クラスのカギを握る存在となりそうなBMW Team Studie。今シーズンの戦いや活動から目が離せない。
《遠藤俊幸》

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