オートバイの交通事故防止推進を図る警視庁のイベント『Enjoy Motor Life in Tokyo』(2月29日、東京・中野サンプラザ)に、お笑いコンビのアンガールズが参加。田中卓志さん&山根良顕さんが、自身のバイク体験を披露した。
まず田中さんは、かつて原付バイクに乗っていて、自動二輪免許も持っていたとのこと。しかし「更新に行き忘れてなくなっちゃって、クルマの免許はなんとか取り直しましたが、バイクの免許は警察にお預けしたままになっています」と明かした。
「もったいないなぁ」という山根さんは、バイクの運転はしたことがないが、友人のバイクの後ろに乗ったことがあり「女子と一緒だったら良かったのに。この一体感のある感覚はクルマにはない、いいものだなぁ」と、そのときの印象を振り返った。
田中さんはまた、バイクの引き起こしについて「ガリガリの俺でも意外とできるもので、カラダをこうやって預けて起こすんだ」と、バイク経験のない山根さんにジェスチャーを加えて自慢げにレクチャーした。
そんな田中さんを見て山根さんは「でも、女子でもできるんでしょ?」と、そっけない様子。MCを務めたのは白バイにも乗る女性警官で、白バイの重量が「何キロくらいあると思いますか?」の問いかけに対して田中さんは「200kg」と回答。「もうチョット」と女性警官が言うと、今度は「400kg」と大きくオーバー。
正解は300kgで、華奢な女性警官を見て田中さんは「大丈夫なんですか?」と驚きを隠せない様子だった。
「免許取得時に苦労したのは?」の問いかけに対しては、「一本橋」と田中さん。「バイクに乗ってみると、(橋が)意外と細く見えるのよ! しかも条件があってさ、何秒以上は橋の上にいないといけないんだよ!!」と、タイヘンだったことを振り返った。
山根さんが「下を見ながら走るんだ?」と聞くと、「下はあんまり見ない方がいいんだよ」と、またしても田中さんは白バイ隊員を差し置いて自らレクチャー。
ともにステージへ壇上したピーポくんが「ゆっくり走る方がタイヘンなんだよ」と言うと、ふたりとも納得した様子だった。
さらに胸部プロテクターの必要性や交通ルールの厳守を訴えたほか、田中さんは「田舎に行くと、牛の糞の匂いがしたりして、それがまたいいんだよ」など、オートバイならではの魅力を語った。