【スマート フォーツー 試乗】身軽さ、快活さは2座席ならでは…島崎七生人

試乗記 輸入車

スマート フォーツー エディション1
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カタログには43分の1のモデルカーやキーホルダーになるスマートを象ったカラビナ(写真参照)なども用意される。限定車としての発売だそうだが、実車は、ぜひ継続販売してほしい…そう思わせられる仕上りだった。

最小回転半径は3.3mと相変わらずの小ささで、駐車場なら間に1台分挟み、その隣りにクルッと転回が可能。着座姿勢はかなり自然になり、何といってもswatch感覚のポップさが打ち出しだった初代などと較べたら、ずっと自動車らしくなった室内空間は落ち着く。インパネ表皮は布貼りで質感を高めていて、これは日本の軽やコンパクトカーが真似してほしいところ。シートもしっかりとした着座感だ。

背後のトランクスペースもかなり実用的になった。不意に宅配業者の営業所に届いた大きめの段ボールを受け取りに行くようになっても大丈夫そうだ。

走りは軽快。ホイールベースの短さでピッチングはゼロではないものの、横揺れの小さい乗り味は十分に快適。ステアリングも十分にしっとりとした重みがあり、安心して操作していられる。4シーターよりエンジンとの距離が近いものの走行中のノイズは気にならない低さ。パワー/ドライブトレーンは『フォーフォー』と同じ3気筒の1リットル+6速デュアルクラッチで、65kg車重が軽くよりコンパクトなため、加・減速の反応がよりよく快活に走り回れた。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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