輪行にも対応、ヤマハの電動アシスト付きロードバイク「YPJ-R」を試す

モーターサイクル 新型車

昨秋のサイクルモードで、ヤマハ発動機の電動アシスト付きロードバイク「YPJ-R」を試乗(2015年11月12日公開)。千葉県内を走る予定があり、そのポテンシャルを実地で確かめようと同社から試乗車を貸してもらいました。

現地までは鉄道での移動となるため、輪行をしなければなりません。担当者から可能だと聞いてはいたものの、YPJ-Rは後輪のハブ内にスピードセンサーを内蔵しているため、センサーとコントロール部をつなぐケーブルが存在します。

てっきりコネクタがあるものと思っていたところ、ハブ軸周辺を注意深く観察してもそんなものは見当たりません。後輪をフレームにセットすると、自動で接点がつながるようです。
今回の貸し出しには、オプションとして予備のバッテリーも用意してもらいました。1日の走行距離が120kmにおよぶとあって、1本では足りないと思えたからです。宿泊を伴うため、現地で充電もしなければなりません。

というわけで専用充電器と予備のバッテリーを持っていくことにしたのですが、両方を足すとけっこうな重量(1.1kg)で、バックパックへの収納だと走行中に尻か腰が痛くなりそうです。そのため以前から使っているサドルバッグを使うことに。サドルレールに取り付けてあるバッグのアダプターを外すのが面倒ということもあり、サドルごと交換。うまい具合に同じシートポスト径でした。

ヘッドライト(+テールライト)とGPSも愛車から移植。もともと液晶マルチファンクションディスプレイと操作パネル、ベル、反射板があったハンドルまわりがさらにぎやかになりました。しかもこのディスプレイ、輪行のため車体を逆さにすると地面に接してしまいます。その都度外さなくてはなりませんが、脱着自体はワンタッチです。
前後のホイールをベルトでフレームに固定し、ショルダーベルトの端をヘッドチューブとチェーンステーにセット。「ボトムブラケット部の電動アシストユニットが、ホイールと干渉するのでは?」との心配も杞憂でした。仕上げに輪行バッグをかぶせれば出発準備OKです。

右肩にベルトをかけていざ持ち上げると…。軽量なロードバイク2台分の15.2kgということで覚悟を決めていたからでしょうか。思ったほど重量感はありません。それでも担ぐ距離を最短とするため、徒歩5分の最寄り駅までいつもなら輪行バッグを担いでいくところ、今回は駅まで自走し、そこで作業をすることにしました。

出発当日はちょっとしたトラブルがあって予定の電車乗ることができず、いったん東京駅に出て高速バスの利用も検討。八重洲南口の停留所に並んだところ、係の人から声を掛けられて「自転車は乗車不可」と言われます。まあ、ダメもとでしたので潔くあきらめ、総武線の地下ホームまで移動。これが同じ駅とは思えないほど離れているのですが、その間も輪行バッグは担ぎっぱなしでした。
よく頑張れたものだと後で感慨にふけっていたところ、専用充電器と予備のバッテリーをバックパックに入れていたことを思い出しました。やはり輪行の際には担ぎにくい輪行バッグはできるだけ軽くし、重量物はバックパックに入れて背負うのがセオリーです。

2回の乗り継ぎを経て鹿島神宮駅に降り立った僕は、120km先の上総一ノ宮駅までのロングライドのスタートを切りました。

電動アシストの威力は…?はたして予備のバッテリーは役に立ったのか…?こうした数々の疑問については、次回のコラムでお答えします。

【澤田裕のさいくるくるりん】輪行にも対応!ヤマハの電動アシスト付きロードバイク「YPJ-R」

《澤田裕@CycleStyle》

《PR》関連記事

特集

おすすめの商品