【BMW X1 試乗】走りも実用性、快適性も手堅く進化…島崎七生人

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BMW X1 xDrive 20i xLine
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先代は世界中で5年で73万台以上の販売実績をあげたとのこと。BMWがバロメーターだとすると、プレミアムブランド・ユーザーからも、今やSUVがそれだけ支持されているということだろう。

勢い、いかにも手堅く作られた…そんな印象の2代目。例によってサッと見ただけで新旧が言い当てられないが、実は全長が30mm短いうえ、ホイールベースも90mm短縮されている。

他方で全高は35mm高められ、前(+36mm)後(+64mm)席も着座位置が高められたという。が、不思議なことに実際に座ってみると、アイポイントは確かに一定の高さはあるものの、前後とも「むしろ低くなったのでは?」と錯覚を覚えるような落ち着いた着座感。周到なパッケージングと、セダンそのものの雰囲気のインテリアがそう思わせるのかも。運転席からエンジンフードは視界に入るし、後席はゆったり寛いだ姿勢で過ごせる。

試乗車は2リットルガソリンエンジン搭載の4WDモデルだった。車重は1660kg(前/後=930/730kg)だが、こと動力性能はまったく不満なし。8速ATの洗練された制御も見逃せない。走行モードの切り替えも可能だが「SPORT」であっても、なめらかなパワー感はあくまでそのまま、一段と速さが増す…そんな印象だった。

グローブボックスやラゲッジスペース床下のサブトランクの容量がたっぷりしているなど、実用性の高さもうれしいところだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

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