【デリーモーターショー16】コンセプトモデルで意欲を示したインド2輪勢

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TVS X21
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  • TVS AKULA 310
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  • TVS EntorQ 210
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2月上旬、デリー近郊のグレーターノイダで開催されたデリー・オートエキスポ(デリーモーターショー)。2輪車では大手メーカーのひとつバジャジが不参加となったがTVS、ヒーロー、マヒンドラといった地元勢が積極的にコンセプトモデルを公開した。

TVSはレースマシンの『X21』と『AKULA 310』、そしてGTスクーターの『EntorQ 210』という3台のコンセプトモデルを公開。X21は同時に公開された新モデル『APACHE RTR200 4V』をベースとした、レース仕様のデザインスタディだ。ただし実際のレースへの参加を意図したものではなく、高速域での空力性能とスタイリッシュな造形の両立を目指している。

AKULA 310は社内のレース部門が開発。昨年デビューしたBMW『G310R』のエンジンを独自の鋼管フレームに搭載している。単気筒エンジンながらMotoGPマシンを思わせる大柄なカウリングを持っているのは、内側の気流を制御して空力性能向上に役立てるアイデアを盛り込んでいるため。なおG310RはBMWとTVSが共同開発したもので、生産はTVSが担当する。

そしてEntorQ 210は「都市部と都市間移動で活躍する、スマートでプレミアムな高性能ツーリングスクーター」というコンセプト。今後発売が予定されている大型スクーターのプラットフォームを使った提案だという。

いっぽうインド最大手のヒーロー・モトコープは、ミドルクラスのコンセプトモデル『XF3R』を公開。300cc単気筒エンジンを持つストリートファイター・スタイルのスポーツモデル。このワイルドなモデルが備える形状やメカニズムは、将来の市販モデルにも反映されることになっていると発表されている。

また既存の200cc単気筒エンジンを持つ『Xtreme 200 S』は「ネイキッドスポーツにおけるショーケースで、スーパープレミアム・カテゴリーの将来製品を示唆する」という触れ込みで登場。アグレッシブな造形はチーターをモチーフにしたもので、エンジンの冷却効果を高める空力も追求されている。

マヒンドラはフラッグシップ・モデル『MOJO』をベースにした『MOJO ADVENTURE TOURER』、『MOJO SCRAMBLER』を公開。いずれも既存モデルに手を加えたバリエーション展開の提案で、今後ラインナップに加わる可能性もありそうだ。

現在のインド市場は100~150ccの小型モデルが中心。300ccのMOJOは例外的な存在で、ヒーローでもTVSでも200ccモデルはまだまだプレミアムな存在で、ラインナップの主流とはなっていない。しかしいずれはこうした大排気量モデルが各メーカーで充実し、市場の構図や勢力図も変わってゆくことになるのだろう。
《古庄 速人》

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