カロッツェリア・カーナビで検証…車内エンタメを充実させる、スマホ連携の「今」

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カロッツェリア・AVIC-ZH0999LS
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スマホをナビに繋げて、ソースユニットとして活用している人は多いだろう。その際に問題となるのが、「カーナビとどう繋げるか」である。どうせならば、使い勝手が良く、高音質な連携方法を選びたいところだ。では、最新カーナビでは、どのような連携方法が可能なのか…。

そこのところを、カロッツェリアの『サイバーナビ』と『楽ナビ』を例に検証していく。

さて、最初の分かれ目は、カーナビ側に外部音声入力端子が備わっているかいないかだ。もしもそれが備わっていなければ、方法は1つしかない。「FMトランスミッター」を使うという方法だ。しかしながら、FM電波で音楽信号を飛ばすことには、音質的な限界があることも事実である。

というわけで、外部音声入力端子があったなら、それを使ったほう音質的には有利。しかも、場合によっては使い勝手もぐっと向上する。

では、外部音声入力端子にはどんな種類があるのだろうか。装備されている確率が高いものから1つ1つ、その使い勝手と音質性能を検証していこう。

もっとも一般的なのが、「AUX」と呼ばれるタイプだ。ミニプラグを挿すことができる端子である。ヘッドフォンの先端部分のような形状のプラグがミニプラグである。「AUX」端子が備わっていたら、両端がミニプラグになっているケーブルを用意して、スマホのヘッドフォン端子とカーナビの「AUX」端子を繋げばOKだ。この方法を使えばスマホのみならず、ヘッドフォン端子を備えているすべてのポータブルプレーヤーを繋ぐことが可能となる。

次は「USB」端子。これがあれば車内エンタメはさらに充実する。「USBデバイス」に保存してある音楽が聴けるようになるとともに、iPod/iPhoneの接続時に便利に使えるのである。

まず、音質的な利得がある。「USB」を経由してiPod/iPhoneを接続すると、音楽信号をデジタルのまま取り込めるので、音質的にさらに有利となるのである。なぜかと言うと、デジタルのままで取り込めると、カーナビ内で「デジタル→アナログ変換」を行うことになるのだが、それを行う“D/Aコンパーター”の性能が、スマホのそれよりも高性能なのだ。

例えばカロッツェリアのカーナビならば、内部の音響パーツが厳選されている。カーナビはオーディオ機器でもあるわけで、音質に影響が出るパーツの選定に、こだわりが注入されているのである。“D/Aコンパーター”もしかり。スマホの小さなボディの中に搭載されている“D/Aコンパーター”でアナログ変換されるよりも、音質的に有利であるのは自明の理なのだ

また、「USB」接続ならば、楽曲情報等をナビ画面に映すことが可能となり、さらにはナビ画面上で選曲等の操作もできる。使い勝手も一気に向上する。お持ちのスマホがiPhoneならば、「USB」接続が便利だ。

そして、これよりもさらに便利なのが「Bluetooth」接続である。便利である最大の理由は“ワイヤレス化”が図れるから。その上で楽曲情報をナビ画面で表示可能となり、選曲等の操作もナビ画面上で行える(携帯端末により機能に制限が出る場合もある)。カロッツェリアのカーナビならばさらに、ブラウジング機能に対応した機器との接続時に、「アーティスト」などのジャンルからの楽曲検索も行える。

ちなみに、カロッツェリアの『サイバーナビ』は全機種、『楽ナビ』でも一部の機種を除き「Bluetooth」ユニットが搭載されている。

さらにちなみに、『サイバーナビ』の「Bluetooth」ユニットは、高音質コーデックのAACに対応している。iPhoneなどの楽曲データの再生を、有線接続にも劣らない高音質で楽しむことが可能だ。

さて、最後にもう1つ、決定版とも言えるスペシャルな外部入力端子があるのでそれをご紹介しよう。それは、「HDMI」入力端子である。

最新カーナビの上位機種で、徐々に搭載されるケースが多くなってきたこの「HDMI」入力端子。例えばカロッツェリアのカーナビでは、『サイバーナビ』が全機種で「HDMI」入力端子を備えている。『楽ナビ』でも上位グレードの3機種、「AVIC-RL99」「AVIC-RW99」「AVIC-RZ99」に装備されている。

「HDMI」接続がなぜにスペシャルなのかを解説していこう。最大の利点はズバリ、“ミラーリング”ができること。スマホの画面をそのままカーナビの画面に映すことが可能となるのだ。

しかも音声も取り込めるので、例えばインターネット動画再生アプリでネット動画を画面に映しながら、音声はカースピーカーから聴く、なんてこともできるようになる。車内の音楽ソースが1ジャンル増える、というわけだ。

もちろん、普通の音楽再生アプリでも、アートワーク等の楽曲情報をカーナビ画面に映せるし、音楽信号はデジタルのままカーナビ内に取り込めるので音質も良い。

さらには、スマホ内の動画ファイルを見ることも可能となり、SNSをカーナビ画面でチェックすることもできる。スマホの楽しさをそのままカーナビに取り込めるのである。

ナビ画面でアプリをコントロールすることはできないものの、スマホのすべてを表示できる利便性は相当に大きい。車内でスマホを楽しみ尽くそうと考えるなら、「HDMI」接続が最強だ。

いかがだったろうか。カーナビとスマホの連携方法は今、ここまで進化している。もしお使いのカーナビが低年式モデルであるならば、最新のスマホ連携環境を得るために、現行モデルに買い換えるのというのも大いにアリだ。地図データも最新となり、良いことずくめだ。参考にしていただけたら幸いだ。

カロッツェリア・カーナビで検証! 車内エンタメを充実させる、最新・スマホ連携スタイル!

《太田祥三》

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