【デリーモーターショー16】平日でも超満員、地元勢の人気も高く成長を実感

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タタの新型車はいずれも注目度が高かった
  • タタの新型車はいずれも注目度が高かった
  • ステージ上の展示車両も、顧客候補には積極的に紹介
  • ポロ以上ヴェント未満のアメオ。ニッチを埋める戦術のひとつ
  • 会場敷地は広く、展示ホールから離れれば一息つくことができる
  • 会場敷地は広く、展示ホールから離れれば一息つくことができる
  • ホール間の通路は人でギッシリ埋まっている
  • ホール間の通路は人でギッシリ埋まっている
  • 商品説明をするタタのエンジニア
展示ホールに足を踏み入れると、どこを向いても人、人、人。デリー郊外のグレーターノイダで開催された「デリー・オートエキスポ」の一般公開日は、平日でもむせかえるような熱気に満ちていた。

観衆の興味はあらゆる面に向けられ、4輪も2輪も、プレミアムブランドも大衆ブランドも関係なし。気に入った車両の前では誰もがスマートフォンでセルフィー。人を流すために警備員がホイッスルを鳴らして誘導するブースもあり、なかにはロープで囲って入場を制限し、通路に行列ができているブースも。

入場制限していたのはヨーロッパのプレミアムブランドで、クルマにたいする憧れの大きさを実感させる。ほかにはスポーツカーの人気も高く、『カマロ』と『コルベット』を擁するシボレーのブースも大盛況。

興味深いのはマルチスズキをはじめとした、地元インドのブランドもかなりの人気を集めていたことだ。タタやマヒンドラは新型車を積極的に投入しているせいもあってか、かなりの混雑ぶりだった。タタでは新型車の説明員に「私を信用してください。私はエンジニアですから!」と大きく書かれたシャツを着せ、品質の高さをアピールしていた。

車種カテゴリーで目立っていたのは小型のセダンとSUV。小型ハッチバックは各メーカーからエントリーモデルとして投入されているが、やはりノッチバック・セダンの需要も高いようで、今回も新モデルの発表が相次ぎ、トランクルームをチェックする人が後を絶たなかった。VWはコンパクトセダンの『ヴェント』に加えて『ポロ』以上ヴェント未満の『アメオ』を投入し、注目を集めていた。

SUVは従来、MPV需要もカバーできる大型モデルが中心だった。しかし今回はそれに加えて小型の「都市型SUV」も、乗用車として人気が集まっていることが理解できた。タタ『ネクソン』の市場投入はもう少し先のことになりそうだが、ルノー『ダスター』やその姉妹モデル、日産『テラノ』はデリー市内でもよく見かける存在になっている。

2輪でも日系ブランドだけでなく、地元メーカーのヒーローとTVSが人気。スタイリッシュなコンセプトモデルが華やかさを添えていた。大手メーカーのひとつ、バジャジが不参加だったのはいささか不可解だが、今後いっそうインドのブランドが市場競争力を高めてゆくことは間違いない。

会場からの帰り、20kmほど離れたデリー・メトロの「最寄り駅」に向かうシャトルバスの乗り場は人とバスで溢れていた。大量のバスが用意されて5分おきに発車しているのだが、どのバスもほぼ満員。展示ホールの熱気がそのまま持ち込まれたかのような空間になっていた。
《古庄 速人》

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