新しい形のマンガ家発掘プロジェクト、世界から選ばれた若き才能

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2月10日、都内で「デジタルマンガ キャンパス・マッチ2015」の表彰式が開催された。「デジタルマンガ キャンパス・マッチ」は、未来のマンガを担う才能を発掘することを目的に、マンガ家、出版社、関連産業、教育機関が協力して開催するプロジェクトだ。マンガ家を目指す若いひとたちから作品を募り、出版社と結びつける。
合計2064作品の応募があった。このなかからデジタルマンガ大賞1名、ちばてつや賞1名、優勝賞2名、奨励賞10名、協賛社賞9名、編集部推薦作品を選び出し、広く紹介する。10日の表彰式には多くの関係者が集まり、早速、マンガの描き手と出版社のマッチングが始まった。

第2回となった今回は前回より取り組みがさらに広がっている。募集対象を、これまでよりさらに若い高校や、海外にも拡大した。まんが甲子園を開催する高知県の協力によって26校の高等学校、また中国やフランスの海外学校などから合計122校が参加した。
応募作品のうちデジタルマンガ部門に388作品、イラスト部門に1328作品が寄せられた。前回の1350作品を大きく上回る2064作品が集まった。

このうちデジタルマンガ大賞は、日本マンガ塾2年のカルビ佐藤『ジュピター』が受賞した。審査員の里中満智子は「王道+ユーモアを正面から描いたこの作品を読んでいるうちに、主人公にたいする素直な感情移入が芽生えて来た。作者が主人公を信じて描いている証だと思う」と受賞理由を語った。
ちばてつや賞は、国際デザイン・ビューティカレッジ2年の町田萌『たたかいの一幕』が選ばれた。審査員のちばてつやは「リョウさん、オノさん、そして闘犬のトサ号や秋田犬のアキタなど、それぞれの個性が実に上手く描けています」とキャラクター描写を称賛。「トサ号最後の横綱の試合ぶりをちょっと読みたかったけど、小さな写真でさらっと見せる演出も、ホッとさせて、なかなか良かったよ」と暖かいコメントを寄せている。

今後は、受賞作品を広く世の中に紹介して行く。まず2016年2月14日まで東京・代官山のMonky galleryで受賞作品展示会を開催した。展示会後も、各受賞作品は公式サイトでも閲覧できる。
[高橋克則]

デジタルマンガ キャンパス・マッチ2015
http://www.digital-manga.jp/

[アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.bizより転載]

学校とマンガ出版を結ぶ デジタルマンガ キャンパス・マッチ2015受賞作発表

《高橋克則@アニメ!アニメ!ビズ/www.animeanime.biz》

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