岩谷産業とセブン-イレブン・ジャパンは、国内で初めてコンビニエンス併設の水素ステーションを2月12日、東京都大田区池上と愛知県刈谷市に同時オープンすると発表した。
水素ステーションを併設するコンビニは、セブン-イレブン大田区池上8丁目店とセブン-イレブン刈谷一里山町店。水素ステーションは、液化水素オフサイト供給方式で供給能力は1時間当たり燃料電池車6台に満充填が可能。充填圧力70MPa。
セブン-イレブン店舗では、純水素型燃料電池を設置して環境負荷低減について実証実験を実施するとともに、小売店舗での純水素型燃料電池活用の将来性について検証する。
岩谷産業は全国に20カ所の水素ステーション建設を推進するほか、種子島宇宙センターから打ち上げられるロケット用燃料や半導体などの産業用分野で需要が増加している液化水素について、燃料電池車用途など、今後の需要増加も想定して生産体制を強化する。