様々な日本カルチャーが登場する映画「Ready Player One (邦題:ゲームウォーズ)」の公開が2018年に延期となりました。
スティーブン・スピルバーグ監督の手により映画化される「ゲームウォーズ」は、アーネスト・クラインのベストセラー小説が原作。 作者自身も筋金入りのギーク(オタク)で知られており、大量のレトロゲームのコレクションも保持しているようです。
物語は2041年が舞台で、世界は深刻なエネルギー危機に陥っており、それから逃避するように人々は 「オアシス」と呼ばれる(VRMMORPGのような)仮想世界にのめり込む日々を送っていました。 しかしその「オアシス」の生みの親ジェームズ・ハリデーの死去が伝えられ、同時に彼が残したビデオメセージで「オアシス」内に隠されたイースターエッグを一番先に見つけた者に遺産のすべてを譲ることが宣言されたのでした。
Ready Player One by SharksDen on DeviantArt
本作には「ガンダム」「エヴァンゲリオン」「ゴジラ」「ウルトラマン」「レオパルドン」など、随所に日本のオタクコンテンツとカルチャーが散りばめられており、映画化のニュースは様々な意味で大きな話題となりました。なお、日本ではSB文庫より翻訳された小説が発売されています。
映画は当初2017年12月15日に公開される予定でしたが、2018年3月下旬公開へと変更になることが明らかに。このニュースを伝えた海外メディアVerietyによると、理由は「スター・ウォーズ エピソード8」との公開時期と重なるためということ。「スター・ウォーズ エピソード8」は当初2017年5月に公開されると伝えられていましたが、先日12月15日への延期が発表されたばかりです。