ヤマハ発動機は2月9日、50ccスクーター『ギアBX50N』などの後輪用ブレーキランプスイッチとサイドスタンドスイッチに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ギアBX50N』と『ギアBX50』の2車種で、2015年3月11日から10月2日に製造された計4836台。
後輪用ブレーキランプスイッチについては、接点部の材質が不適切なため、使用過程において、接点部が磨耗することがある。そのため、そのまま使用を続けると、磨耗が進行して当該スイッチの動きが悪くなり、ブレーキランプが点かなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、後輪用ブレーキランプスイッチを対策品と交換する。不具合は60件発生、事故は起きていない。
サイドスタンドスイッチについては、接点部の材質が不適切なため、使用過程において、接点部が磨耗することがある。そのため、そのまま使用を続けると、磨耗が進行して当該スイッチの動きが悪くなり、エンジン回転が上がらず発進できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、サイドスタンドスイッチを対策品と交換する。不具合は9件発生、事故は起きていない。
いずれも市場からの情報により発見した。