【VW ゴルフR 試乗】過去のどの「R」よりも洗練された…島崎七生人

試乗記 輸入車

VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
  • VWゴルフR 6速MT
何があってもVWの『ゴルフ』が名車であることは、これまでの歴史と評価が証明している。ラテン系に較べ情感こそ抑えられ気味ではあるが、その定規のような理念、キャラクターはVWの持ち味だ。

「R」は『ゴルフ』のフラッグシップモデル。高性能(280ps/38.7kgm)を絞り出す2リットルターボを心臓にもち、駆動方式には4MOTION(4WD)が組み合わせられる。FFのトップモデル「GTI」とは、同じエンジン排気量ながら、コチラのほうが高スペックが与えられている。

では実際の走りは?というと、これが実に洗練された印象なのだ。試乗車は6速MT車だったが、コクンと決まるシフトと、それにタッチが釣り合うクラッチペダルの操作感は非常にスムーズ。その上で走らせると、ことさらアクセルを踏み込まずとも悠々とトルクが立ち上がり、クルマが前に出る。さらに加速を試せば、スピードの上昇は十分に速く、スポーツカーに乗っている実感を味わわせてくれる。

ハンドリングも素直で安定したもの。もちろん山道では懐の深い足回りがたっぷりと堪能できる。

さらに驚くべきは乗り心地が非常にいいということだ。まるで高級セダンのようで、不当な硬さがないため足回りから不要なノイズも立たず、同乗者からの不満は一切出ないはず。このあたりの印象は、以前に試乗した2ペダルの6速DSG車とまったく変わらない。性能はもとより、過去のどの「R」よりも洗練されたモデルだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめの商品

試乗記 アクセスランキング

  1. 【アウディ Q7 試乗】高級セダンを思わせる乗り心地…松下宏

    【アウディ Q7 試乗】高級セダンを思わせる乗り心地…松下宏

  2. 【ジャガー F-PACE 試乗】頭文字“F”に偽りなし…武田公実

    【ジャガー F-PACE 試乗】頭文字“F”に偽りなし…武田公実

  3. 【ホンダ フィットHV 3700km試乗 前編】道を選ばない走破力とパンチのあるエンジン…井元康一郎

    【ホンダ フィットHV 3700km試乗 前編】道を選ばない走破力とパンチのあるエンジン…井元康一郎

  4. 【ジャガー F-PACE 試乗】ウソのようだけれど、本当にスポーツカーだった!…鈴木ケンイチ

  5. 【ボルボ V40 試乗】数値にあらわれないブラッシュアップを感じる…中村孝仁

  6. 【マツダ CX-3 試乗】すでに購入してしまった人に、マツダの代わりに謝りたい…岩貞るみこ

  7. 【ホンダ ジェイドRS 800km試乗 後編】ニッチ過ぎる立ち位置、ライバルは「レヴォーグ」か…井元康一郎

  8. 【ホンダ ジェイドRS 800km試乗 前編】人馬一体を感じさせる足回り、ハイブリッドとの違い顕著に…井元康一郎

  9. 【マツダ アクセラ 3200km試乗 後編】“萌え要素”があれば、まだまだ面白くなる…井元康一郎

  10. 【BMW 118d 試乗】5日間・900kmを走破し感じた“ポジ”と“ネガ”…中村孝仁

アクセスランキングをもっと見る

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら