逆走して正面衝突、車両を放置して逃走した男を逮捕

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5日午前3時35分ごろ、福島県郡山市内の国道4号をワゴン車が逆走。順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の2人が重傷を負ったが、ワゴン車の運転者は車両を放置して逃走。警察は後に出頭してきた40歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

福島県警・郡山北署によると、現場は郡山市富久山町久保田付近で片側2車線の直線区間。ワゴン車は交差点を進行中に対向車線側へ逸脱し、そのまま逆走を開始。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。乗用車を運転していた須賀川市内に在住する52歳の男性と、同乗していた55歳の男性は骨折などの重傷を負ったが、逆走車の運転者は車両を放置して逃走した。

警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、6日になって現場近くに住む40歳の男が警察へ出頭。事件への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は見通しの良い直線区間。警察では逆走した経緯や逃走の動機について男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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