845ccのトリプルエンジンを搭載するヤマハ『MT-09トレーサーABS』に、ダークブルーイッシュグレーメタリック8(ガンメタ×ブルー)のニューカラーが登場した。
ブルーとグレーの組合せで大人の品質感を表現。個性的かつ洗練された雰囲気をもつカラーリングに仕立てられている。
ダウンドラフト吸気、前傾42.5度の並列3気筒エンジンは、ヤマハ独自のクロスプレーン・コンセプトに基づき開発された845ccユニット。乗り手のスロットル操作に対し、リニアなトルクを発揮し、粘り強く、高いトルクを引き出し、同時にスムーズな吹け上がりを実現した。
ヤマハ独自のCFアルミダイキャスト技術によって生み出された軽量アルミフレームは、高い剛性バランスを実現。衝撃吸収性と路面追従性に優れた前後サスペンションをセットし、あらゆる状況で快適な乗り心地をもたらす。
フロントブレーキは対向ピストン4ポットキャリパーと298mmローターの組み合わせで、良好な初期タッチ、リリース特性など、コントロール性に優れた制動力を発揮。
D-MODE(走行モード切替システム)では、ライダーの好みや走行環境により、「STDモード」(標準)のほか、STDよりシャープでダイレクトなレスポンスを楽しめる「Aモード」、STDモードより穏やかで扱いやすい出力特性の「Bモード」をセレクトできる。
また、濡れた路面や未舗装路などでの滑らかな発進性に貢献するTCS(トラクション・コントロール・システム)は、OFFを選ぶことも可能とした。
カラーバリエーションは新色ガンメタ×ブルーに加え、マットシルバー、レッドの3色を設定。ニューカラーは4月15日に発売され、税込み価格はいずれも104万7600円となっている。