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大谷翔平、17年開催のWBCで侍ジャパンをしょって立つ

エンターテインメント 話題

2月、プロ野球の各球団が一斉にキャンプイン。今年もいよいよ開幕が近づいてきた。それとともに動き出したのが日本代表の侍ジャパンだ。

侍ジャパンの小久保裕紀監督は、キャンプ初日から各球団の視察を開始した。2017年に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を控え、3月にはチャイニーズ・タイペイとの強化試合に臨む予定となっている。

小久保監督は、およそ1年後の第4回WBCに向けて、トップチームの招集方針を明らかにしている。招集期間はシーズン前の3月とシーズン後の2回のみであることを考慮し、「チームを大きく変えることはしない」と方針を示す。

昨年11月にプレミア12で招集したメンバーを「若い選手たちがあれだけの結束を見せてくれた」と、チームの骨格として考えているようだ。プレミア12では毎試合のように劇的な試合が続き、その中心には中田翔内野手(日本ハム)や筒香嘉智外野手(DeNA)ら若手の活躍があった。

■侍ジャパンのエースとなった大谷翔平

各球団の若手が躍動する中、最も活躍を印象づけたのは大谷翔平投手(日本ハム)だろう。

プレミア12の開幕戦となった韓国戦では、強力打線を相手に6回2安打10奪三振、無失点の快投。準決勝の韓国戦でも7回1安打11奪三振、無失点と圧巻のピッチングを見せた。160km超の直球と145km前後の高速フォークを中心とした組立てに、幾多の日本人投手が苦しめられてきた韓国打線が手も足も出なかった。
大谷の球を茫然と見送り、肩をすぼめてベンチに帰っていく打者の表情には悲壮感すら漂っていた。

「同じアジア人とは思えない」「2度もやられて本当にくやしい。これから対戦すると思うと頭が痛い」など、韓国の選手たちに鮮烈な印象を残したことは確かだった。第4回WBCでも間違いなく侍ジャパンのエースとして君臨するだろう。

日本人の誰もがそう思えるような衝撃的な印象を残した。小久保監督は投手陣の中心に大谷を描いているはずだ。

【次ページ 世界と戦うためのさらなる進化】

■世界と戦うためのさらなる進化

大谷がこれからどのように進化してくのか、興味はつきない。独自のトレーニング理論を持つ大谷は、「自分のトレーニング内容を考えると、誰かと一緒にやるという考えはない」と語っていた。

シーズンオフの自主トレ期間はひとりで黙々と調整した。また、同僚の中田とともに、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手のもとを訪れた。トレーニング理論に人一倍のこだわりを持つダルビッシュから教えを受けるなど、さらなる進化に向けて貪欲に理論を吸収した。

日本ハムは2月1日から、米国アリゾナ州ピオリアで1987年以来29年ぶりの海外キャンプを行っている。日々練習をこなす大谷の表情が明るいのも、これまでのトレーニングが順調にきている証しだろう。

課題となるのは二刀流にどこまで挑戦するかだ。プロ入り3年目の昨シーズンは、15勝5敗の成績をおさめるなど投手部門のタイトル3冠を達成した。しかし、逆に言えば「投」と「打」に大きく差がついてしまったとも言える。

今後、投打の双方で高いパフォーマンスを見せなければ、二刀流断念の方向に傾くことは否めない。投手としては、球界のエースとして誰もが認める位置にまできている。打撃の調子が上向かなければ、投手に専念すべきという声も自ずと強くなるだろう。大谷は「20勝、20本塁打」を目標として掲げているが、果たしてどうなるか。
■世界の舞台で、世界の強打者が相手

プレミア12とWBCはルールに微妙な違いがあることをはじめ、対戦相手の質もマウンドも違う。プレミア12では球数制限がなかったが、WBCでは球数制限や登板間隔の規定がある。

また、プレミア12では出場していなかったメジャーリーグ選手の出場も可能となる。マウンドに関しては、過去のWBCで日本の投手がメジャーのスタジアムの硬いマウンドにアジャストするのに苦慮した。

プレミア12で圧巻の投球を見せた大谷だが、いずれもマウンドに立ったのは投げ慣れた国内の球場。本当の意味での国際試合は第4回WBCが初めてと言えるかもしれない。

世界の舞台で、世界の強打者を相手に、大谷がどこまで真価を見せつけることができるか。一抹の不安はありながらも、メジャーリーグの強打者が大谷の直球に空を斬り、高速フォークを茫然と見逃す…。そんな別次元のピッチングを繰り広げる光景が、やはり目に浮かぶ。大谷翔平という投手は、大いなる期待を抱かせてくれる。

まずは2016年シーズン、どのようなピッチングを見せてくれるか。大谷の一挙手一投足に注目していきたい。

【THE SPIKE】大谷翔平、侍ジャパンのエースで世界一へ

《浜田哲男@CycleStyle》

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