ホンダ・無限は東京オートサロン16に『神電四』を出展した。
2015マン島TTレース TT Zero Challengeクラス(電動モーターなど排ガスを出さないパワーユニットによるレース)にて、2年連続で1-2フィニッシュを達成したマシン。
同車は、雷から静電気に至るまで、自然界にある電気の全てを司る神の力を受けてレースに挑むという意味を込めて「神電」と命名された。
そのスタイルはまるでMotoGPマシンのように研ぎ澄まされており、平均時速およそ188kmを誇るポテンシャルの高さをうかがわせる。フレームはCFRP製ツインスパータイプで、出力370ボルト以上のラミネート形リチウムイオンバッテリーを満載。モーターは約150psを発揮する三相ブラシレスモーターで、油冷式を採用。最大220Nmというトルクを生み出す。