全日本空輸(ANA)は、2015年12月のグループ輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は、前年同月比11.7%増の68万4370人と好調だった。方面別では、北米/ホノルルが同17.2%増の16万5365人、アジア方面が同13.5%増の46万3820人と好調だった。ヨーロッパ方面は、フランス・パリでのテロの影響もあって、同12.3%減の5万5185人と減少した。
利用率は73.0%で前月と比べて1.0ポイントアップした。
国内線の旅客人数は前年同月比2.4%減の302万2647人と3カ月連続マイナスとなった。東京=福岡、東京=那覇などが低調。利用率は60.8%だった。
貨物・郵便輸送実績では、国際線貨物が同1.5%増の5万9344トン、郵便が同5.1%増の3346トンだった。
国内線貨物は同4.0%減の5万0427トン、郵便が同4.0%減の3215トンだった。