横断中の小学生をひき逃げしたとして逮捕の女、容疑を否認

自動車 社会 社会

1月中旬に京都府京都市山科区内の市道で発生した重傷ひき逃げ事件について、京都府警は1月31日、同区内に在住する44歳の女を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

京都府警・山科署によると、問題の事故は2016年1月12日の午後4時15分ごろ発生している。京都市山科区西野山百々町付近の市道(片側1車線の直線区間、横断歩道と信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡っていた7歳の女児に対し、右方向から交差進行してきた軽乗用車が衝突。女児は足を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や周辺に設置された防犯カメラ映像から容疑車両とみられるクルマのナンバーを特定。同区内に在住する44歳の女が関与したと断定し、31日にひき逃げ容疑で逮捕している。

女が乗っていたクルマからは事故によって生じた擦過痕も発見されたが、聴取に対して女は「現場付近を通ったことは間違いないが、事故は起こしていない」などと供述。容疑への関与を否認しているようだ。警察では引き続き事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース