ホンダの岩村哲夫副社長は1月29日に都内にある本社で開いた決算会見で、トヨタ自動車がダイハツ工業の完全子会社化を含む小型車事業強化を打ち出したことについて、「対応策は必要で、あればとっていくということになる」との認識を示した。
岩村副社長は「今のところどうなるか見えていないので何ともコメントできない」と前置きしながらも、「国内の軽自動車プラス、インドそれとインドネシア、マレーシアでの小型車で、私どもに直接的な影響、関連がでてくる」と指摘。
その上で「当然ながら我々も十二分に何が起きているのかというのを把握しながら、対応策は必要」とし、「トヨタさんの考え方、戦略等も勉強させて頂きながら対応していくということになると思う」と述べた。