全日本空輸(ANA)グループは、2月1日から国際線貨物の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の運賃額を引き下げると発表した。
同社グループでは、燃油特別付加運賃を申請時点における直近1カ月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。昨年12月の同価格の1カ月平均が1バレル当たり48.44米ドルとなったため、改定する。
燃油サーチャージは、日本=北米・欧州・中東などの長距離路線が現行より1kg当たり14円引き下げて22円、日本=シンガポール・ベトナム・タイ・インドネシアなどの遠距離アジアが14円引き下げて20円、日本=韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなどの近距離アジアが12円引き下げて17円となる。