【ダカール16】KTM、ダカールラリー15連覇達成… 三橋淳も完走果たす

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ダカールラリー2016 モト部門優勝、トビー・プライス(KTM)。
  • ダカールラリー2016 モト部門優勝、トビー・プライス(KTM)。
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  • ダカールラリー2016 モト部門優勝、トビー・プライス(KTM)。
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  • ダカールラリー2016 モト部門優勝、トビー・プライス(KTM)。

ダカール2016のバイク部門はKTMが優勝し、15連覇を果たした。

アルゼンチン中部の街、ビージャ・カルロス・パスから大西洋側にあるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに近い街ロサリオに向かう最後のステージ。

スペシャルステージ自体は180kmと短かったものの、そこからゴール地点ロサリオまでのリエゾン区間が長く、2週間ものあいだ厳しい環境で戦い続けたライダーには最後の踏ん張りが必要なステージとなった。

そんななかKTMのファクトリーライダー、トビー・プライス(オーストラリア)がステージ4位でフィニッシュ。トビー・プライスは昨年初めてのダカールラリーで総合3位となり、今回早くも自身初優勝。オーストラリア人としては初のダカールラリー制覇となる。

また、総合2位にもKTMを駆るスロバキア人ライダー、ステファン・ソヴィッツコが入り、KTMの1-2フィニッシュとなった。3位にはハスクバーナで参戦したパブロ・キンタニーリャ(チリ)が入った。

日本の三橋淳(KTM)は総合56位で、見事に完走を果たした。南米に舞台を移してからのダカールラリーでは、日本人初の2輪部門での完走達成だ。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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