東京オートサロン2016のプレスカンファレンスにて、デンソーは新しいETC2.0車載器「DIU-A010」を発表した。2016年1月末の発売を予定している。
「DIU-A010」は従来品とは異なり、この車載器1台でETC2.0のサービスを受けられることが特徴だ。具体的には、「DIU-A010」は業界最小クラスの小型ETCアンテナにGPSが内蔵されており、ETC2.0に対応するカーナビやスマートフォンがなくても、車載器単体でETC2.0のサービスを受けることが可能。
「DIU-A010」は音声機能を搭載しており、渋滞回避支援や安全運転支援など、ETC2.0のサービスを音声により知らせることができる。また、コンパクトサイズを実現し、従来ETCからの乗り換えが簡単であるとしている。さらに、12V・24V兼用のため、乗用車から大型車まで幅広く対応することが可能だ。
なお、特殊車両など、業務用のETC2.0車載器を2016年3月頃に発売を予定していることも発表された。
また、同プレスカンファレンスでは、1月6日に発売された車載用プラズマクラスターイオン発生機の案内もされた。「カップタイプ」と「ノームスタイル」があり、いずれも浮遊カビ菌の除菌や浮遊ウイルスの作用抑制をできることが特徴だ。