【ウェアラブルEXPO16】ベルトでスマホを充電、薄さ0.38mmで折り曲げ自在

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参考出展されたスマートベルト
  • 参考出展されたスマートベルト
  • 切断されたFLCB。爆発や液漏れなどは起きず、この状態でも電池として利用できた
  • モバイル分野では、スマホケース型のバッテリーなどに利用されているという
 台湾のプロロジウム テクノロジー社は13日、東京ビッグサイトで開催中の「ウェアラブルEXPO」で、リチウムセラミック電池「FLCB」についての展示を行った。

 これは世界で初めてFPC(Flexible Printed Circuit)を基盤材に採用した固体化電池となる。薄さ0.38mmの板状に形成されており、湾曲や衝撃に対する耐久性が非常に高い。このためウェアラブルに利用しても、液漏れや爆発の心配が無いという。

 会場では切断された状態のFLCBが展示されていたが、電極をつなぐと電球に明かりを灯すことができた。ただ、外部的要因で切断されると劣化を招くため、そのまま使い続けることはできないようだ。

 エネルギー密度は750~850Wh/Lで、一般的なリチウムバッテリーに並ぶという。外殻が必要ないのでデバイスの薄型化に貢献でき、自在な形に成型が可能。薄さが必要なカード端末や、安全性とフレキシブルさが求められるウェアラブル端末とは相性が良さそうだ。ただし、急速充電には対応しないため、参考出展されていたスマホケース内蔵バッテリー(容量2915mAh)などは、基本的に充電に一晩かけるような使い方になるという。

 その他、会場ではベルトや時計のバックルなどに、FLCBを内蔵したプロトタイプが展示されていた。容量はベルト型で2000mAhとなり、スマホなどに給電可能。GPSや加速度センサーを内蔵しており、センサーデバイスとしても機能する。

 同社では16年から製造方法をロールで切り出す形にしたため、量産効果も期待できるとのこと。コスト面ではリチウムイオン電池などと、遜色のない状態に近づいているという。

【ウェアラブルEXPO】ベルトでスマホを充電!? 薄さ0.38mmで折り曲げ自在

《丸田鉄平/H14》

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