トヨタGAZOOレーシングは1月15日、ドイツで5月に開催される第44回ニュルブルクリンク24時間耐久レースの参戦体制を発表した。
GAZOOレーシングとして10年目の挑戦となる今回は、フランクフルトモーターショー15で世界初公開した小型クロスオーバー『トヨタ C-HR』をベースとした車両を始め、3台体制で参戦する。
チーム代表を務めるモリゾウことトヨタ自動車の豊田章男社長は同日のプレスカンファレンスで「もともと『もっといいクルマをつくろうよ』ということで始めたGAZOOレーシング。初めは中古車1台でスタートしたこの活動も、皆さんに支えられてこういう形になってきた。10年目を迎えるにあたり、私自身は出るかどうかわからないが、今年はよりプロで固めて、クルマの味付け人という私どものテストドライバー、メカニックチームともに、もっといいクルマづくり、味づくりに挑戦しようと思っている」と決意を語った。
参戦車両は『トヨタ C-HR Racing』のほか、2年目となるレクサス『RC』およびトムスが開発に参画するとともにレース参戦も指揮するレクサス『RC F』という布陣となる。