ヤマハ二輪販社 2016年イチオシは「MTシリーズ」…ブランドとして育てる

モーターサイクル 企業動向

ヤマハ MT-07
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国内二輪4メーカーの販売会社トップが16年上半期イチオシモデルを語っている。国内メーカーの新車は、郵便など大口需要を除き、すべて卸販売会社を経由してバイク・ショップなどの店頭に並ぶ。メーカー100%出資の子会社だ。

ヤマハ発動機販売(=YMSJ 大田区南蒲田2)の大浜利和社長のイチオシは、同社の新しいスポーツバイクの流れを作ったMTシリーズだ。

「ヤマハは『MT-09』(846cc)を筆頭にMTシリーズを1つのブランドとして育てている。マルチツアラーの『MT-09 TRACER』(846cc)『MT-07』(689cc)『MT-03』(320cc)『MT-25』(250cc)と、ビギナーからコアユーザーまでいろいろなお客様に遊びを提供したい」

細かな排気量の違いも、MTシリーズが幅広い客層に受け入れられているという自信の表れでもある。

「街中でパワフルに乗りたければMT-03、ハンドリングを楽しんで街乗りを爽快に行きたい人はMT-25というふうにチョイスできる。車両区分が変わるので車検の有無はあるが、それより70ccの差は、乗り比べるとぜんぜん違う。とくに中速域のトルクが違うからMT-03は力で勝る。本体価格では3万円しか違わないので、本当にお客様の好み次第」

さらに「最近、原付二種で行くツーリングに人気があるのをご存知ですか」と、大浜氏は125ccバイクにも期待する。

「原付二種は一種からステップアップする人もいれば、大型スポーツバイクのセカンドバイクとして使っているケースも少なくない。そうなると毎日の経済性や利便性だけではあきたらなく、休日にちょっと遊べるバイクといった夢のある提案が必要」

そこで名前が挙がるのが、前2輪後1輪の『トリシティ125』や『シグナスX-SR』、そして今後国内発売予定の『NMAX』だ。

「トリシティは長距離走っても疲れにくいといった新しい発見をしてもらっている。原付一種と二種は、どちらも二輪車市場を支える大きなゾーンとして、特に若い人たちの関心をつかんでいきたい」

YMSJの大浜氏はヤマハ発動機80年入社。販売から企画まで20年のキャリア。15年1月にYMSJ社長に就任するまでの4年間は上海に赴任していた。中国市場を席巻するようなEVバイク展開も期待したいところだ。
《中島みなみ》

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