自転車事故の割合が高いのは中高生…事故率全国ワースト1位は群馬

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「中高生の自転車事故実態」について、自転車の安全利用促進委員会が調査結果を発表した。調査は三井住友トラスト基礎研究所の古倉宗治氏と、交通事故総合分析センターITARDA協力で行われた。

交通事故総合分析センターの資料によると、各年代別の自転車事故割合は、中学生と高校生の事故頻度がシニア層(55歳以上)に比べて約4~5倍高いことがわかった。そのうち約7割は自転車側の法令違反によることも明らかになった。

年齢層別千人当たりの事故頻度は、16~18歳(高校生の年代)が最も高頻度で5.6%、続いて13~15歳(中学生の年代)が4.1%、7~12歳(小学生高学年の年代)が2.4%。比較的若年層の事故割合が高い傾向となっている。55歳以上の事故率は、55~64歳が1.2%、65~74歳が1.4%だ。

次に都道府県別の中高生の事故件数・生徒数をもとに、一万人当たりの事故率を算出し、全国の中高生の事故状況を調べた。その結果、中学生と高校生の両方で群馬県の事故割合が高く、中学生は一万人あたり41.1人、高校生は97.7人となった。

中学生の全国平均9.7人、高校生の全国平均28.0人と比較すると、各5.3倍および3.4倍となる。中学生の部ワースト2位は佐賀、3位は香川。高校生の部ワースト2位は静岡、3位は宮崎。

古倉氏は群馬県が中高生ワースト1位となった理由として、自動車事故が多く、交通事故発生件数人口10万人当たり全国5位だということを挙げている。

自転車事故は自動車との事故が84.4%(2014年全国)を占めており、自動車との事故がほとんどを占める自転車事故も多いと考えられるという。また、人口1万人当たりの自転車事故件数が全国4位(2014年は12.94件)であることも理由のひとつに挙げている。
《美坂柚木@CycleStyle》

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