4人死傷の右直事故、直進車の運転者は酒気帯び状態

自動車 社会 社会

12月31日午前10時20分ごろ、山形県山形市内の県道で、交差点を右折していた乗用車に対し、対向車線側を直進してきた別の乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で右折側の3人が死傷。警察は直進車の運転者を逮捕している。

山形県警・山形署によると、現場は山形市片谷地付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。交差点を右折していた乗用車に対し、対向車線側を直進してきた別の乗用車が突っ込むような状態で衝突した。

この事故で右折側のクルマは中破。後部座席に同乗していた77歳の女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。運転者を含む3人が打撲などの重軽傷を負った。直進車を運転していた上山市内に在住する26歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して男は「勤務先で酒を飲み、帰宅する途中だった」などと供述しているようだ。警察では飲酒した量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース