【フィアット 500X 試乗】愛嬌満点のキャラクターとパンチの効いた力強い加速…藤島知子

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フィアット 500X
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フィアットのアイコン的な存在ともいえる500(チンクエチェント)。そのファミリーに新たに加わった『500X』は、SUVライクなアクティブなスタイリングと後席ドアが生み出す実用性を備えたクロスオーバーモデル。ちまたには多くのコンパクトSUVが出回っているが、500Xはイタリア車ならではの秀でたデザインもさることながら、愛嬌満点のキャラクターはすれ違う人を笑顔に変える力を持っている。

パワートレーンは大きく分けて2種類。一方は前輪駆動のモデルで、140馬力を発揮する1.4リットルの直噴ターボエンジンに2ペダルで操作できる6速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせ。さらに、最上級仕様に搭載されるエンジンは排気量こそ同じだが、出力は170馬力にアップ。トランスミッションは9速ATが組み合わされ、オフロード走行で頼もしさを発揮する4WD仕様となる。

前者の前輪駆動モデルは、軽快さが魅力。エンジンは高回転になるにつれて気持ちを高揚させる回転フィールがクルマを走らせている実感を与えてくれるものだ。走り初めはコツコツとした縦揺れを感じるが、ペースが上がるにつれて次第に滑らかに繋がっていき、ハンドリングもスムーズに感じられるようになっていく。どこかひょうひょうとしたタッチの走りは紛れもなく500譲りといえるもので、操縦するのが楽しくなってくる。

さらに、4WD仕様の最上級モデルは、発進時にのっそりと動き出すところがあるが、踏み込むとエンジンが軽く吠えるようにして回転を高め、パンチの効いた力強い加速を披露する。パワーを求めるドライバーや荷物満載でドライブするようなシーンでは頼もしい走りを披露してくれそうだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★


藤島知子|モータージャーナリスト
幼い頃からのクルマ好きが高じて、2002年からワンメイクレースに挑戦。市販車からフォーミュラカーに至るまで、ジャンルを問わず、さまざまなレースに参加している。2007年にはマツダロードスターレースで女性初のクラス優勝を獲得した経験をもつ。現在はクルマの楽しさを多くの人に伝えようと、自動車専門誌、一般誌、TV、WEB媒体を通じて活動中。走り好きの目線と女性の目線の両方向から、カーライフ全般をサポートしている。COTYの選考基準は、クルマと共に過ごす日常において、気持ちを豊かにしてくれるクルマかどうかに焦点を当てる。
《藤島知子》

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