ネッツトヨタ富山、接客コミュニケーションツールとしてタブレットを活用

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会議資料やカタログなど多様な資料をタブレット共有
  • 会議資料やカタログなど多様な資料をタブレット共有
  • ネッツトヨタ富山での「Handbook」利用イメージ
  • 店舗内イメージ

富山県内で8店舗を展開するネッツトヨタ富山は、インフォテリアが提供するモバイル向けコンテンツ管理(MCM)システム「Handbook(ハンドブック)」を採用。タブレットを活用した業務を開始した。

「Handbook」は、文書や表計算、プレゼンテーションから画像や音声、動画までのあらゆる電子ファイルをクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運べるソフトウェア。閲覧者ごとの配信設定や、端末紛失時の情報漏えいを防ぐ機能など、タブレット端末をビジネス活用する上で必要な機能が搭載されている。

ネッツトヨタ富山では、週に一度開催される店長会議で約1000枚におよぶ会議資料のコピーが大きな負荷となっており、ペーパーレス会議の導入検討を開始。Handbookは、直感的かつビジュアルな操作で利用できることから、会議だけではなく様々な業務や社内情報の共有でも活用できると判断し、店長、部門長に加えて全営業スタッフを対象に約150台のタブレットを配布した。

会議資料や議事録、営業実績資料、就業規則などもタブレット上で共有したことで、ペーパーレス会議の実現にとどまらず移動中での業務遂行や社内資料の確認も可能となった。また、ショールームにある大量のチラシやカタログ等のタブレット配信への切り替え。さらには、紙資料がタブレット上で共有されたことにより外販営業担当者が持ち歩く資料が減り、タブレットさえあればどこにいても全ての営業ツールを使った提案ができるようになるなど、業務の大幅な改善を図った。

ネッツトヨタ富山では、今後もHandbookのアンケート機能を活用し、社員の意見を効率的に収集・集計していくなど、業務の効率化に取り組んでいく。また、顧客がより楽しく車選びができるようなタブレット上のコンテンツ提供や、従業員と来店する地域住民ともさらなるコミュニケーションの活性化が進むようなタブレットの活用を推進していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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