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【カーライフよろず知恵袋】「洗車の基本テクニック」その3…仕上げ前の下準備

自動車 ビジネス 国内マーケット

「洗車の基本テクニック」をテーマとしてお贈りしている今月の【カーライフよろず知恵袋】。今週は、コーティングやワックスがけといった仕上げ作業の前にやるべきメニューについて解説していく。美しい仕上がりのためには、とても重要な項目ばかりだ。参考にしてほしい。

仕上げの前にやるべき作業は以下のとおりだ。

1・頑固な汚れ落とし
2・小キズ落とし
3・鉄粉汚れの除去

先週にご紹介した「シャンプー」は、あくまでもホコリ取りの作業だった。つまり、頑固な汚れ等々は残ったままだ。これらをそのままにしてコーティングやワックスをすれば、仕上がりがイマイチとなるばかりか、ボディのダメージが進む要因をも包み込んでしまうことになる。なので、仕上げ作業の前には、これらへの対処を怠りなく行っておきたい。

ちなみに「1」の“頑固な汚れ”とは、水アカ、雨ジミ、さらには虫の死がい汚れや鳥のフンなどを指す。それぞれ専用ケミカルで対処するのが一番だ。各社からいろいろなタイプが出ている。

水アカ・雨ジミ用のケミカルは、小キズ落としも兼ねているものも多い。そしてそれらは、コンパウンド入りのタイプと、コンパウンドなしのタイプがある。比較的に効果が高いのは前者だ。しかし、ボディへのダメージを心配する人もいるだろう。コンパウンドは、どんなに粒子が細かなものであっても、塗装面を削ることは事実だ。とは言っても、ごくごく薄く表層を削るだけのものがほとんどだ。両方用意して、ケースバイケースで使い分けると良いと思う。いろいろと試して、自分にとってしっくりくるものを選んでほしい。

そして「3」の鉄粉汚れについて。これに対処していない方は案外多いのではないだろうか。鉄粉汚れは目には見えない。しかし、普通にボディに付着している。洗車後のボディを、タバコの外装セロファンのようなものを介して触ってみると、ざらつきを感じるはずだ。これが鉄粉汚れだ。

道路上には普通に鉄粉が舞っている。その中心はブレーキダスト。さらには、鉄道や工場等からも舞ってくる。そしてそれらは、ボディに刺さるように付着する。刺さっているので、「シャンプー」では落とせないのだ。しかし、そのまま放置しておくと…。

鉄ゆえに、徐々に酸化してくる。そして塗装の内側からサビを発生させ、最悪の場合には塗装を剥がしかねない。なんともやっかいな存在なのだ。

これに対処するには、鉄粉汚れに特化した専用ケミカルを使うか、粘土クリーナーを使うかどちらかだ。作業性が高いのは前者だが、匂いがきついものもあるので、それを嫌うなら後者がおすすめだ。鉄粉への対処をするかしないかは後々効いてくる。ぜひとも実践を。

さて来週は、仕上げにおけるコツをご紹介していく。次週もお読みいただけたら幸いだ。

【カーライフよろず知恵袋】今年の汚れは今年のうちに「洗車の基本テクニック」を伝授! Part.3「仕上げ前の下準備」

《太田祥三》

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