交通トラブルで殺人未遂、タクシー運転手を逮捕

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17日午後9時50分ごろ、東京都足立区内の都道で、通行を巡って交通トラブルとなった男性がタクシーの運転者と殴り合いになり、逃走を阻止しようとした際にひきずられる事件が起きた。警察は後に37歳の男を逮捕している。

警視庁・西新井署によると、現場は足立区江北付近で片側3車線の直線区間。44歳の男性は車線変更を巡ってタクシーの運転者とトラブルとなり、口論から殴り合いに発展した。

タクシーが逃走しようとしたため、男性はボンネットにしがみついてこれを阻止しようとしたが、そのまま発進。タクシーは約75mに渡って急発進や急ブレーキを繰り返し、最終的に男性は振り落とされて頭部打撲などの軽傷を負った。

警察では交通トラブルを起因とした殺人未遂事件として捜査を開始。タクシーは逃走したが、目撃情報などから車両を特定し、運転していた埼玉県川口市内に在住する37歳の男を翌18日に殺人未遂容疑で逮捕している。

男が運転していたタクシーに搭載されたドライブレコーダーには事件の一部始終が記録されていた。聴取に対して男は「殺意は無かった。向こうが最初に手を出してきたので逮捕には納得できない」などと供述しているようだ。警察では事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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