BMWのチューニングを得意とするACシュニッツァーは11月末から12月上旬、ドイツで開催されたエッセンモーターショー15において、ACシュニッツァー『150d』を初公開した。エッセンモーターショーは、米国のSEMAショー、日本のオートサロンと並んで、世界三大カスタマイズカーショーに位置づけられる。ACシュニッツァー150dは、最新のBMW『1シリーズ』をベースに開発されたカスタマイズカー。そのハイライトは、パワフルなディーゼルエンジンの搭載にある。このディーゼルはもともと、『5シリーズセダン』の「M550d xドライブ」グレードに積まれるユニット。直噴3.0リットル直列6気筒ターボディーゼルをM社がチューニング。3個のターボチャージャーで過給されるのが特徴で、最大出力は381ps、最大トルクは75.5kgmという強大なトルクを引き出す。ACシュニッツァーでは、1シリーズのコンパクトボディへの移植にあたって、このディーゼルをさらに高出力化。各部のチューニングにより、最大出力は400ps、最大トルクは81.5kgmへ高められた。この結果、0-100km/h加速4.5秒という優れたパフォーマンスを実現している。
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