日本郵船、中国・上海に完成車ターミナルを新設

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完成車物流センター外観
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  • 開所式の様子

日本郵船は、グループ会社のNYKオートモーティブ・ロジスティクス・チャイナ(NALC)が世界最大の自動車市場である中国に多目的完成車物流センターを新設したと発表した。

NYKビークル・プロセシング・サービス・シャンハイ(NVPC)が運営する「ビークル・プロセシング・センター」(VPC)を、上海市浦東新区外高橋地区にオープンした。

日本郵船は、2003年から中国で完成車物流事業を展開してきた。これまで中国全土への完成車陸上輸送サービスや大連、天津、上海、広州の主要4港での自動車船ターミナルを運営し、NALCは年間約450万台を取り扱う外資系最大級の自動車物流事業会社となった。

従来の保管、通関、PDI(納車前点検・整備)などのサービスに加え、今回設立したVPCは上海自動車専用ターミナルから約2kmの好ロケーションにあるため、新たに板金・塗装、修繕など幅広い付加価値サービスを提供する。

また、環境に優しいVPCとするため、屋上全域にグループ会社の郵船商事によるソーラーパネルを設置した。自動洗車設備でも洗車排水リサイクル装置を採用している。

《レスポンス編集部》

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