今後は取得したこれらのビッグデータを活用して、コンシューマー向けに今よりも多くの「行動ログサマリー」を表示できるように開発をすすめていくとのこと。またビジネス向けには、マーケティングなどに活用できる行動ログデータの活用と、ログ取得APIをアプリに組み込むためのSDK開発を行っているという。ビジネス化ということを考えれば、ログ取得APIを利用する連携アプリを増やし、行動ログアプリを結節点としたエコシステムをいかに構築していくかがひとつの鍵になるだろう。IoT(Internet of Things)のビジネスインパクトは声高に叫ばれているが、スマートフォンは日常から持ち歩くものだけに、あらゆる分野で非常に大きな可能性を秘めている。
《石原正義》