ヤマハ発、18年12月期に営業利益1800億円…新中計策定

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ YZF-R1
  • ヤマハ YZF-R1
  • ヤマハ発動機ブースより(東京モーターショー15)
  • ヤマハ発動機の柳弘之社長
  • ヤマハ発動機のヒト型自律ライディングロボット MOTOBOT(東京モーターショー15)

ヤマハ発動機は12月15日、2016年から18年までの新中期経営計画を発表した。最終年である18年12月期の連結営業利益目標は1800億円と設定、今期(15年12月期)見通しの1250億円より550億円(44%)の増益を図る。

2輪車は当面は新興諸国での市場低迷が続くと見ているものの、主力のインドネシアで最終年に240万台と今期見通し(185万台)から30%の拡大を目指す。また高い成長が期待できるインドでは、今期の62万台から120万台へとほぼ倍増を狙う。

売上高は最終年に2兆円(今期見通し1兆6500億円)と今期比21%増の目標とした。売上高営業利益率は9%となる。また配当性向は20%としている今期予想から、新中計期間は30%へと引き上げる方針も打ち出した。

ヤマハが今期まで取り組んでいる現在の3か年中期計画(13-15年)は、売上高が目標の1兆6000億円に対し1兆6500億円、売上高営業利益率は目標の5%に対して7.6%と、いずれも達成の見通しとなっている。

《池原照雄》

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