戦前車など111台、雨の袖ヶ浦を走る…東京ベイサイドクラシックカップ

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日産 サニークーペ(右)とアルファロメオ 1300Jr.(左)
  • 日産 サニークーペ(右)とアルファロメオ 1300Jr.(左)
  • ジャガー XJC
  • MG B
  • MG B(前)とフィアット X1/9(後ろ)
  • MINI(内側)とケーターハム スーパーセブン(外側)
  • ロータス エラン(左)とオースティン ヒーレースプライトMk1
  • ロータス エランを先頭にMG ミジェットなど
  • ウーズレー ホーネットMk3とMINIたち

12月13日、袖ケ浦フォレストレースウェイにおいて「11th Tokyo Bayside Classic Cup Series(東京ベイサイドクラシックカップシリーズ)」が開催された。主催はTBCC実行委員会。

シリーズ戦で行われているこのレースも3年目、今シーズン3レース目の開催だ。毎回参加台数が増えており、今回は戦前車、スポーツ走行クラスも含めて111台のエントリーを数え、盛況となった。

このレースは1972年までに生産された、あるいはその後も継続して生産された車両に参加資格がある。これまでイギリス車が多い傾向にあったが、近年はアルファロメオやフィアット等のイタリア車も増加傾向にある。さらに、前回から戦前車クラスも設けられたことから、さらにバラエティに富んだ車両によるレースシーンを楽しむことができるようになった。

また、レースカテゴリー以外にスポーツ走行枠が設けられているのもこのイベントの特徴だ。これは、少しでもサーキット走行、特にマナーなどに慣れてもらい、ヒストリックカーでのレース枠にステップアップしてもらうためのものだ。近年は、ここからレース枠にステップアップするドライバーが増えており、この仕組みがうまく働いていることが伺えた。

今回はあいにくの雨に見舞われ、ウエットコンディションでのレース開催となった。さすがに全くのノンアクシデントとはいかなかったが、それでもドライバーズミーティングなどで走行上の注意を徹底したからか、大きなアクシデントがなかったのは幸いだ。

次回は今年のシリーズ最終戦で、3月13日に開催される予定である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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