スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは12月9日、米国新本社の起工式を行った。
現在、スバルオブアメリカの本社は、米国ニュージャージー州のチェリーヒルに位置。同社は2014年12月、現在の本社から約6km離れたニュージャージー州のカムデンに、新本社を建設する計画を発表していた。
移転計画は現在、分散して立地している営業、マーケティング、サービスなどの管理部門を、同じ場所に集約するのが狙い。新車販売が好調なスバルオブアメリカの、新たな中核拠点に位置づける。
12月9日、スバルオブアメリカは、米国新本社の起工式を実施。総額1億1800万ドルを投資する建設工事は、2017年末までに完成する見通し。
スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「この移転プロジェクトにとても興奮している。管理部門の全従業員が、同じ場所に勤務できる場所を探してきた」とコメントしている。