フランスのルノーは12月3日、2016年シーズンのF1に参戦すると発表した。ルノーは従来、 F1にはエンジンサプライヤーという立場で、協力してきた。2016年からは、独自チームを立ち上げ、ワークス体制でF1に参戦する。
これに先駆けてルノーは9月、ロータスとの間で基本合意書に契約。今回、ルノーは、ロータスF1チームを買収することを発表した。
ルノーは過去およそ40年の間に、F1で12回、コンストラクターズタイトルを獲得してきた名門。ルノーによると、F1は技術を披露する場であり、ルノーの技術およびスポーツカーの開発を加速させる役割を担うという。
ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「ルノーには2つの選択肢があった。F1に100%の形で復帰するか、F1を去るかだ。検討した結果、2016年からF1に参戦することを決断した」とコメントしている。