欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は12月3日、オランダ・アムステルダムで臨時株主総会を開催し、傘下のフェラーリの分離・独立を承認した。
FCAは2014年10月、フェラーリをグループから分離・独立させ、フェラーリの株式の一部を上場する計画を公表。
この計画に沿って、FCAは10月21日、フェラーリのIPO(新規株式公開)を行い、フェラーリ株を米国ニューヨーク証券取引所に上場。そしてフェラーリは11月23日、イタリア証券取引所に株式上場を申請している。
今回、FCAは、臨時株主総会を開き、傘下のフェラーリの分離・独立を承認。これにより、FCAからのフェラーリの分離・独立が、正式に認められたことになる。
なお、フェラーリのFCAからの分離・独立は2016年1 月、行われる予定。