スペインの名門二輪メーカー、GASGASが復活…電動オフローダーへの期待も

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GASGAS TX RANDONNE
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経営難で製造をストップしていたスペインのモーターサイクルメーカー「GASGAS」社が復活する。同国の電動バイクメーカー「TORROT」社が新オーナーとなることで実現した。

エンデューロ、トライアル、ラリーレイドモデルをラインナップするGASGASの技術が、TORROTのEVテクノロジーと融合すれば、新しい電動オフロードマシンへの期待もかかる。

GASGAS ENDURO JAPANの発表によると、今後の生産目標は次のとおり。

2016年、トライアル2000台、エンデューロ1000台、電動スクーター3000台以上。2018年、トライアル4000台、エンデューロ6000 台、電動スクーター5000台。

エンデューロモデルについては2016年にニューモデルを開発し、2017年より市場に投入するとのこと。来年4月より生産再開を見込んでいる。

また、トライアルバイクは2016年3月より生産を再開。従来、TORROT社が製造していた電動バイクの生産は、今後GASGAS社でおこなう。そして2018年までに、GASGAS社はトライアル界のリーダーになることを目指す。

TORROT社は、GASGAS社へ今後3年間で1300万ユーロ(約17億円)を投資。GASGAS社の全従業員55名は継続雇用し、2018年までに80名へ増員を予定している。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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