2日間での走行予定選手は20名以上。タイヤ中心のテストとあって、大半のチームが今季レギュラードライバーを起用しているが、いくつかの陣営では今季参戦していなかったドライバーや、海外からやって来た新顔ドライバー等も起用している。なかでも最注目の存在は、ホンダエンジン搭載のDOCOMO TEAM DANDELION RACINGから登場のストフェル・バンドーン。今季、F1直下の登竜門シリーズ「GP2」を圧倒的な強さで制した23歳のベルギー出身選手で、F1マクラーレン・ホンダのリザーブドライバーでもある。
コースオフ車両回収のための赤旗中断が多く、セッションは約10分延長されて終わることとなったが、終盤にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#19 LENOVO TEAM IMPUL/トヨタ)が唯一1分38秒を切り、1分37秒831をマーク。最終戦の予選最速タイム超えを果たしている。このオリベイラのタイムが午前最速で、2番手はホンダ勢最速となる山本尚貴(#16 TEAM 無限)の1分38秒331。以下、10位までが1分39秒を切った。