米国EPA(環境保護局)から、排気量3.0リットルのディーゼルエンジンでも排ガス不正が見つかったと指摘されていたフォルクスワーゲングループ。このエンジンを開発したアウディが、不正を認めた。これは11月23日、アウディが明らかにしたもの。「3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルTDIエンジンに、AECDと呼ばれる排ガスを不正に制御する違法なソフトウェアを搭載していた」と公表している。EPAは11月2日、「ポルシェ『カイエン』など、フォルクスワーゲングループの3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルTDI搭載車でも、違法ソフトが見つかった」と指摘。しかし、フォルクスワーゲングループはEPAの指摘に反論し、違法ソフトの搭載を否定していた。EPAによると、違法ソフトが搭載されている3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルTDI 車は、フォルクスワーゲン『トゥアレグ』、ポルシェ カイエン、アウディ『A6クワトロ』『A7クワトロ』『A8』『A8L』『Q5』『Q7』。2009‐2016年モデルの8車種およそ8万5000台が対象になるという。アウディは、「この問題について、EPAおよびCARB(カリフォルニア州大気資源局)と協議しており、引き続き調査には全面的に協力していく」とコメントしている。
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