2017年から世界ラリー選手権(WRC)に参戦するトヨタGAZOOレーシングは、国内でも初心者やアマチュアが気軽に参加できるラリー分野の振興を強化すると発表した。
国内ではレース分野で、「86/BRZレース」や「ネッツカップ ヴィッツレース」などの参加型モータースポーツを振興しているが、ラリー分野でも、トタテクノクラフト・TRDが主催してきた「TRDラリーチャレンジ」をトヨタGAZOOレーシングの活動に統合。「トヨタGAZOOレーシング ラリーチャレンジ」として2016年より主催する。
同競技は、2002年に「TRDヴィッツチャレンジ」の名称でスタートし、2012年からは「TRDラリーチャレンジ」として開催。2015年には全10戦が開催され、延べ429台が参加した。2016年はレース数を拡大。2月21日の千歳(北海道)を皮切りに年間15戦、11月6日には新城(愛知県)で特別戦を開催する予定だ。
今回、国内参加型ラリーをトヨタGAZOOレーシングの取り組みに統合することで、さらに多くの人に参加、観戦してもらえる競技となるよう、トヨタテクノクラフト・TRDや各開催地域とともに取り組んでいく。