イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは11月23日、イタリア証券取引所に株式上場を申請した、と発表した。
フェラーリを傘下に持つ欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は10月21日、フェラーリのIPO(新規株式公開)を行い、フェラーリ株を米国ニューヨーク証券取引所に上場したばかり。
この時、FCAは、フェラーリの発行済み株式の約9%にあたる1717万5000株を市場に放出している。
今回、フェラーリはイタリア・ミラノの証券取引所に株式上場を申請。米国だけでなく、フェラーリの地元イタリアでも、株式の上場を目指す。
フェラーリは、今回の上場申請について、「親会社のFCAからの分離・独立計画に関連したもの」と説明している。