飲酒運転と信号無視で事故「トイレに行きたかった」

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19日午前6時30分ごろ、福岡県太宰府市内の県道で、パトカーの追跡を受けていた軽乗用車が赤信号を無視し、交差進行してきたクルマと衝突する事故が起きた。警察は運転していた男を信号無視の現行犯で逮捕している。

福岡県警・筑紫野署によると、道路交通法違反の現行犯で逮捕された春日市内に在住する36歳の男は、太宰府市吉松付近の県道(片側2車線の直線区間)で軽乗用車を酒気帯び状態で運転。パトカーの追跡を逃れようと赤信号を無視して交差点へ進入し、交差進行してきたクルマと衝突する事故を起こした疑いがもたれている。

筑紫野市内をパトロールしていた同署員が、ふらつきながら走行していた軽乗用車を発見。職務質問しようと停止を命じたところ、クルマはこれを無視して逃走。約5km離れた交差点で事故を起こしたという。

男の呼気からは高濃度のアルコール分を検出。聴取に対しては「トイレに行きたくて急いでいた。逃げていたわけではない」などと供述しているようだ。警察では男が飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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