【マツダ ロードスター RS 試乗】専用レカロシートで一体感アップ、より深みのある走りに…藤島知子

試乗記 国産車

マツダ ロードスター RS
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4代目『ロードスター』のデビューから5ヶ月後に追加された「RS」。現状では最上級仕様となるが、限界性能を突き詰めたストイックなモデルではない。

ビルシュタイン製ダンパー、ロードスター用に専用設計されたレカロシートの採用、ブレーキの強化、補強パーツを追加しているが、実際に走り出してみると、あくまでも素材の特徴を生かしながら、「深みのある乗り味」を引き出したモデルという印象だ。

排気量はこれまでの仕様と同様の1.5リットルのノンターボエンジン。外観上の特別感は感じにくく、違いといえば、リヤのバンパー下にビルシュタイン製ダンパーの黄色い筒がチラリと覗いたり、ブレーキディスクがちょっと大きめという程度のわずかな違いだけ。マフラーやホイール、タイヤの変更もない。

ただ、レカロ社とコラボレーションして造られたシートは肌触りのいいナッパレザーと身体が滑りにくいアルカンターラ素材のコンビネーション。シックなボルドーで縁取られた色調はオープン走行時の見栄えがいい。

機能性においては、カーブで身体が揺すられにくく、体圧を分散させて自然に身体を預けることができる。ノーマルのシートと比べて格段に疲れにくいだけでなく、正確な運転操作に結びつくことは、スポーツカーとして、クルマと一体感を得るための重要なポイントだ。

ハンドルの操舵、アクセル、ブレーキなど、ドライバーの一連の操作に対して、クルマの動きが緻密に反応し、タイヤは丁寧に路面を捉えていく。質の高い走りは低速域からワインディングまでの常用域から常に感じ取れるもので、“いいクルマに乗っている”という実感は格段に高まってきていた。

■5つ星評価
パッケージング :★★
インテリア/居住性:★★
パワーソース:★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★


藤島知子|モータージャーナリスト
幼い頃からのクルマ好きが高じて、2002年からワンメイクレースに挑戦。市販車からフォーミュラカーに至るまで、ジャンルを問わず、さまざまなレースに参加している。2007年にはマツダロードスターレースで女性初のクラス優勝を獲得した経験をもつ。現在はクルマの楽しさを多くの人に伝えようと、自動車専門誌、一般誌、TV、WEB媒体を通じて活動中。走り好きの目線と女性の目線の両方向から、カーライフ全般をサポートしている。COTYの選考基準は、クルマと共に過ごす日常において、気持ちを豊かにしてくれるクルマかどうかに焦点を当てる。
《藤島知子》

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