中国カーオブザイヤー主催団体は11月19日、広州モーターショー15の開幕に先駆けて、ジーリー(GEELY)『GC9』に「2016中国カーオブザイヤー」を授与すると発表した。
中国カーオブザイヤーは、この1年間に中国市場で発売された新型車が対象。22名のジャーナリストが11月上旬から試乗を開始し、最優秀の1台を選出した。
2016中国カーオブザイヤーには、140台がノミネート。ジーリーGC9は、最終選考に残っていたメルセデスベンツ『マイバッハSクラス』と、ジャガー『XE』を抑えての受賞となった。
結果は以下の通り。
ジーリーGC9(104点)
メルセデスベンツ マイバッハSクラス(61点)
ジャガーXE(55点)
ジーリーGC9が2位のメルセデスベンツ マイバッハSクラスに、43点もの大差をつけた。ジーリーは、2010年にスウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズを買収して、一躍有名になった中国の浙江吉利控股集団(ジーリー ホールディンググループ)が立ち上げた独自の高級ブランド。GC9は中国で主流の中型セダン。
中国カーオブザイヤー主催団体は、「ジーリーGC9は新しくモダンな中国デザイン言語に、ボルボカーズの技術を融合。ミッドサイズセグメントにおいて、広く、高級で高い競争力を持つ」と評価している。