ボッシュは、11月19日に開幕した「ミラノショー(EICMA)」において、新世代の二輪車用ABS「ABS10」を発表した。
ABS10は、インドやインドネシアなどの新興成長市場での需要を踏まえて設計。現行の「ABS9」と比較して、重量を約30%、サイズを約45%抑えるなど、小型化・軽量化が図られている。
サイズと重量の最適化に加え、コストの削減にも取り組み、新興成長市場で人気のある250cc以下の低価格帯の小型二輪車にもABSを搭載しやすくした。ボッシュでは、ABS10を2016年より導入を進めていく。